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Jun 22, 2024

ミュンヘン再保険、制裁の脅威を受けてノルドストリーム2への保険を停止

2020年9月10日、ドイツのルブミンにあるノルドストリーム2ガスライン着地施設入口に向けて交通を誘導する道路標識。ロイター/ハンニバル・ハンシュケ/ファイル写真、ライセンス権を取得

[フランクフルト、2月23日 ロイター] - ドイツのミュンヘン再保険(MUVGn.DE)の子会社は、米国政府による制裁への懸念から、ロシアから欧州に向かうノルドストリーム2パイプラインへの保険を今後掛けなくなる。

米国は110億ドル規模のガスパイプライン建設を支援する欧州企業に対する制裁を示唆しており、チューリヒ保険グループ(ZURN.S)は先月撤退した。 続きを読む

「ミュンヘン・リ・シンジケートはノルド・ストリーム2に対して終了通知を出した」と広報担当者は火曜日に電子メールで声明を出し、同社子会社について言及した。

ミュンヘン再保険はさらなる詳細の提供を拒否した。 続きを読む

このパイプラインは90%以上完成しており、ロシア国営エネルギー会社ガスプロム(GAZP.MM)と西側パートナー企業は年内完成を目指している。 残りの作業の多くは困難であり、デンマーク沖の深海で行われます。 続きを読む

ノルド・ストリーム2はミュンヘン再保険の決定についてコメントを避けたが、「国際法に違反し、エネルギー政策の主権への干渉であるとしている」制裁から欧州企業を守るのは欧州政府と欧州委員会の責任だと述べた。

レポート:Tom Sims編集:Riham Alkousaa

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